免震住宅の家づくりの流れ
地盤調査
地震に強く長持ちする家を建てるためには、建物本体を強い構造にする事はもちろん、基礎が地盤の状態に合っている事が大切になります。そこで免震住宅を建てる前に、土地が免震住宅に適しているかどうか、地盤の調査が必要となります。そのため、現地にて地盤調査を行います。(免震住宅を建てる場合の敷地地盤条件としては、第1種地盤又は、液状化のおそれのない第2種地盤であることが要求されます。)
地盤改良
地盤調査の結果、建物に対し軟弱地盤(耐力不足)と判定される場合は、その地盤に適した改良工法を選択し強固な地盤に造り変えます。
基礎工事
基礎は鉄筋とコンクリートでつくられています。住宅を支える大事な基礎にはさまざまな種類があります。免震住宅はベタ基礎工法となります。地震の力を直接受ける免震住宅の基礎では、通常の基礎構造に比べ強固に設計されます。今回の基礎は、建物の建つ範囲の地盤全てに、鉄筋(異形棒鋼D13@20cm)をサイの目状に上下ダブルに組み上げ、立上り部の鉄筋(異形棒鋼D13@20cm)もこの時一緒に組上げていきます。配筋完了後、建物の範囲全てに生コンクリート(Fq:24N/mm2)を20cmの厚さで流し込み、強固な耐圧版を造ります。コンクリートが固まり次第、立上り部の型枠を組上げて、20cm程度の高さで生コンクリート(Fq:24N/mm2)を流し込み、コンクリートが固まるまで養生期間を取ります。その後、型枠を外して完了です。 中央部分の凹部は建物完成後、この部分に入り免震装置を点検するための物です。
※ 当社比較
鋼製架台
基礎完了後、いよいよ免震装置の設置です。1基づつ慎重に取付位置レベル等を確認しながら設置していきます。(転がり免震支承、引き抜き防止付転がり免震支承、全方位型油圧ダンパー、風揺れ固定装置)その後、溶融亜鉛メッキされた鋼架台を、免震装置の上部にレッカーを使って組み立てていきます。架台をつなぐボルトやプレートなど、全ての鋼材はサビなどに腐食効果のある溶融亜鉛メッキで加工された物を使用しています。溶融亜鉛メッキされた身近な物には、送電線の鉄塔などがあります。
組立が全て完了した後、免震装置の検査資格を持つ当社の維持管理技術者が、チェック項目に従い検査を行い、免震装置と鋼製架台の設置工事が完了します。
鋼製架台工事が完了した後は、一部の作業を除けば通常の木造住宅を建てる作業工程とほとんど変わりません。
建築工事
鋼製架台工事が完了した後は、一部の作業を除けば通常の木造建築を建てる作業工程と変わりません。見た目にもほとんどの人が免震住宅であることに気付くことはないでしょう。