鉄骨造
軽量鉄骨造
柱・梁などの構造体が木造などに比べて5倍以上の強度を持ち、ねばり強い特性をもっている鋼材を使用しています。
その工法は、素材こそ異なりますが、基本的には軸組み工法の筋交いと同じブレース工法がベースとなっています。軽量鉄骨工法は、鋼材の持つ強度とねばり強さから、一か所の耐力壁でも軸組やツーバイフォー工法の1.5倍程度の強さをもち、工業化された製品ゆえ品質も安定して供給されています。しかし規格化され、工業化されているため303mmや250mmといった限定された寸法で計画をする必要性が生じます。
鉄骨造は空気に触れると錆ますが、錆止め塗装で対策を講じています。
- メリット
- 鉄骨は工業製品で品質が安定している。
- 引張力、圧縮力に強くしなるため、耐震性に優れている。
- デメリット
- 錆に弱いので、防錆処理が必要。
- 火や熱に弱く(火災には温度700℃以上になると急激に耐力を失う)、防火被覆が必要。
鉄骨造の家づくりの流れもご覧になれます。
開放感のある間取り
木造よりも強度のある鉄骨造は、柱と柱の間隔広くなるため、間仕切りのない広い空間を作れます。開放感のあるリビングを実現することが可能です。
又、簡単に屋上を計画することが可能です。
大開口
鉄骨造では、柱と柱の間に耐力壁を設ける必要がないので大きな窓も設置可能です。
安定品質と耐久性
鉄骨は工場で生産されるため、品質が安定しています。一般的に木造と比べて耐久年数があり、湿気による腐食やシロアリの心配も木造に比べると少ないです。
鉄骨はメンテナンスフリーでの使用期間は、錆の発生を防ぐことにより約30年〜100年可能と言われています。
耐震性、耐風性
鉄骨ブレース構造のため、高い耐震性と耐風性を発揮します木を曲げると、木はしなります。それ以上に力を入れると、ポキッと折れます。
鉄の場合は、木と同じようにシナリますが、木ならポキッと折れるはずの瞬間に鉄はグニャリと曲がります。これを降伏点といい、鉄は元の形に戻る事はできません。
しかし、鉄はポキッと折れることがありません。鉄骨造はシナル、ねばるので、一気に崩れない。つまり、倒壊するのに時間がかかるため、人が避難するのに時間的な余裕があることを意味しています。しかし、性質上振動で揺れるため、普通なら気付かない振動や揺れを感じることがあります。
耐火構造可能
ALCパネル、強化石膏ボード等の組合せにより、耐火構造が可能です。
耐火構造によるプラン制約も無く、防火地域での計画も可能です。
耐火性能をもたせるために、耐火被覆をを施します。
重量鉄骨造
筋交いが不要なので、間取りは耐震壁を考える必要がありません。よつて、大空間を造る事が可能です。スパンが飛ぶので、柱の本数は、木造ですとワンフロアーに30〜40本程もあるのに対して、柱4本だけで家全体を支えることも可能です。但し、家の重量を4〜6本程度の柱で支えるため、柱にかかる重さは大きいので基礎は大きくなり、地盤が悪い場合杭も必要になり、建設費はかかります。
外壁は、厚さ100mmのALCパネルを使用し、軽く強度があり、耐火性、耐久性、寸法安定性などに優れ、長期にわたり耐久性を発揮します。
又、ALCコンクリートは構造上断熱性、遮音性、調湿性に優れ快適で安全な暮らしを実現します。
自由な間取り
将来、家の大改造を考えるなら、重量鉄骨造は間取り変化に一番対応しやすい構造体です。例えば全面ガラス張りも可能です。