ナットクオーナーサン注文住宅の小野寺建設

家を建てること、それはそこに住む方にとっての大きな夢です。私達は、そこに住まわれる人の夢を大切にした家造りを目指しています。

工法	杭工法 PCV使用
外壁	ALC 吹き付け
床デッキプレート使用	コンクリート床
地盤改良 3階建て

PCパイル

掘削

重量鉄骨造りで3階建てということもあり、全体の重量は重くなります。従って、木造等の基礎に比べそれを支える地耐力を備えた基礎が必要となります。今回は、5ｍのPCパイル（左上の画像）を使った杭工法を採用。その上に地盤改良をしながら強固な基礎を築いてあります。安心して住める建物は、ていねいに施工された基礎が条件です。

H型鋼によって構成されたボックスラーメン構造。強靱さが強調される鉄も鉄特有のしなやかさがあり、強固な基礎の上に築くことにで、大きな地震に対してもエネルギーを十分に吸収して建物を守ってくれます。そして、デッキプレート上へのコンクリート打設後の丹念な仕上げです。

壁に使用されたALCコンクリート。高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートで、無機質・無害。コンクリートの１０倍の断熱性、軽量性により無駄なコストを削減しています。建物の外部や内部の火をシャットアウトし、住まいを火災から守ると同時に遮音性にも優れています。

壁一面のガラス張りと、床に敷設された深い茶色のフローリング。しっとりとした落ち着きのある空間に燦々と降り注ぐ陽光を取り入れることで、観葉植物や置物を自然に近いかたちで飾りたいというオーナー様の意図によるものです。屋上は、ガーデニングスペースにするかあるいは庭園風にするか、只今検討中との事です。

外観は、内装とは対照的なフラワーショップの趣を表した明るい色の仕上げです。建物も、それをお使いになる目的や必要とする機能、そこにお住まいになる方や利用される方の趣向に合わせ、それぞれ違う表情をもっています。こちらもオーナー様の個性が盛り込まれた建物です。